そもそも高性能住宅とは?

高断熱
外気の温度は窓や壁を通して家の中に伝わります。高断熱な家は、断熱性の高い窓や、壁と壁の間に断熱材を入れるなど、外気の空気が伝わりにくい仕組みになっています。高断熱かどうかの目安は「UA値(住宅の断熱性を表す数値)」で表され、数値が低いほど断熱性が高いということです。
高気密
壁や窓、天井など住宅の中には、目には見えないところにも隙間が空いています。高気密な家とは、その「隙間」をできるだけ少なくして建てられた家のこと。少しの隙間でも数が多いとそこから外気が出入りしてしまうため、暖房や冷房が効きにくい家になってしまいます。
気密性を高めるために使われているのは、気密テープや高い精度の建築部材。気密性の高さは「C値(住宅の隙間面積)」で表され、数値が低いほど気密性が高いということです。
気密性を高めるために使われているのは、気密テープや高い精度の建築部材。気密性の高さは「C値(住宅の隙間面積)」で表され、数値が低いほど気密性が高いということです。
耐震性

耐震等級1(一般的な住宅に該当)
震度6~7クラスの大地震でも倒壊や崩壊の恐れがなく、震度5クラスの地震でも損傷はしない耐震性を持った建物
耐震等級2(学校や病院などに該当)
耐震等級1で想定される地震の1.25倍の地震が起きても倒壊や崩壊を免れるレベルの建物
耐震等級3(警察署や消防署に該当)
耐震等級1で想定される地震の1.5倍の地震が起きても倒壊や崩壊を免れるレベルの建物
高性能住宅のメリット

1年中快適に過ごせる
高性能住宅は高気密・高断熱の住宅なので、外気の空気の影響を受けにくく1年中快適に過ごせます。部屋と部屋の温度の差が少なく、冬は暖かく夏は涼しいのも特徴です。そのため温度差により寒い時期に起こりやすい、ヒートショックなどのリスクを軽減することができます。
光熱費を抑えられる
外の空気の影響を受けにくく熱や冷気も外に逃がしにくい高性能住宅は、効率的に室内を暖めたり冷やしたりできます。そのため冷暖房も少しのエネルギーで稼働することができ、結果的に光熱費の削減にもつながるでしょう。
地震や災害に強く、長く住める

>>安全で快適に過ごせるR+reform守谷の高性能な家づくりについて詳しくはこちら!
高性能住宅のデメリット
安全・快適に暮らせる高性能住宅にも少なからずデメリットは存在します。どのようなデメリットがあるか見ていきましょう。
低性能な住宅よりも建築費用が高い傾向がある
高性能住宅は、通常の住宅に比べて高性能な部材を使ったり断熱材を多く使用したりするため、どうしても建築費用が高くなる傾向があります。しかしその後の光熱費などのランニングコストを抑えられるので、トータルで考えると大きなデメリットとは言えず、逆に光熱費や修繕費まで考える「トータルコスト」では安くなるかもしれません。
>>リフォームにかかる費用はどのぐらい?茨城県守谷市周辺で費用を抑えるコツも解説
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フルリフォームやリノベーションで高性能住宅を実現!
高性能住宅は新築の住宅だけでなく、既存の住宅でもフルリフォームやリノベーションを行うことで実現が可能です。まずはフルリフォームとリノベーションの違いについて紹介します。
フルリフォームとは?
住宅の基礎や柱などの構造躯体(スケルトン)だけを残し、全てを解体し行うリフォーム。「スケルトンリフォーム」のことを指します。骨組み以外を全て作り変えることができるので、間取りの変更や耐震補強なども可能。30坪の戸建て住宅を建て替えた場合の相場は約1,700万円~2,100万円に対し、フルリフォームの場合は約1,350万円~1,800万円。大掛かりな施工ですが、住宅を建て替えるよりは費用を抑えられます。
リノベーションとは?
既存の住宅の性能を向上させ、暮らしやすくするために行う大規模な改修工事。リノベーションも大掛かりなリフォームですが、骨組み以外を全て作り変えるフルリフォームとは違い、快適な住まいにするという意味合いが強いのが特徴です。
>>【守谷市、取手市、柏市】間取り変更フルリフォーム&リノベーションの注意点!知らないとまずい落とし穴
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高性能住宅に必要なリフォームとは?
現在お住まいの住宅を高性能住宅にするにはどのようなリフォームが必要でしょうか?前述したようにリノベーションともいえる改修ですが、具体的な内容について解説します。
高断熱リフォーム
既存の住宅を一棟丸ごと断熱改修するリフォーム。高性能の断熱材を使い、壁や天井、床などを隙間なく覆います。また断熱性能の高い窓やドアに交換することで高性能住宅へと生まれ変わります。
高気密リフォーム
壁や断熱材をすべて取り払い、発泡ウレタン系断熱材などを使い家の隙間を埋めるリフォーム。フルリフォームで行うことが多く、気密性を高められます。
耐震リフォーム
耐震リフォームもフルリフォームで行うことが多く、耐震性を高める効果があります。主な工事は耐震補強工事。たとえば建物の倒壊防止のため、壁に特別なパネルを貼ったり壁の内部にステンレスを埋め込んだりなどの施工を行います。また柱や梁を繋ぎ合わせている部分にステンレス製の金具などで補強を行い、住宅全体の強度を上げていきます。
気候に合わせたリフォームがおすすめ
快適に暮らすことが目的のフルリフォームやリノベーションですが、お住まいの地域の気候を考慮したリフォームを行うことでさらに快適なくらしを実現できます。ここからは守谷市・取手市・柏市の気候の特徴を紹介します。リフォームの際の参考にしてください。
守谷市の気候
守谷市は茨城県の南の端にあり、西には常総市、北にはつくばみらい市が隣接しています。守谷市は年間を通して温暖な気候で、年間の平均気温は14.7度。年間の降水量は1200ミリで、雨量は多めです。夏は比較的湿度が高めで、冬は北関東ならではの季節風が吹くため寒く乾燥しています。
取手市の気候
取手市は茨城県の南部にあり、千葉県柏市と隣接しています。年間の平均気温は14.1度。内陸性の気候で、夏は暑く猛暑日を記録することも多い地域。また冬は北からの乾燥した冷たい風が吹き、寒さは厳しいですが晴れの日も多いのが特徴です。
柏市の気候
柏市は千葉県の北西部にあり、取手市や守谷市と隣接しています。年間の平均気温は14.8度で、年間を通して穏やかな気候です。夏は高温多湿の傾向があり、冬は関東地方特有の乾燥した冷たい季節風が吹くため比較的気温が低い日が続きます。
どの地域でも高断熱・高気密リフォームをすることで、冷暖房のききがよくなり、光熱費の削減にも繋がります。気候の特徴も加味した上で、リフォーム、リノベーションを検討できるとより満足度が高くなるでしょう。
参考:柏市HP「柏市の地理・人口」
どの地域でも高断熱・高気密リフォームをすることで、冷暖房のききがよくなり、光熱費の削減にも繋がります。気候の特徴も加味した上で、リフォーム、リノベーションを検討できるとより満足度が高くなるでしょう。
参考:柏市HP「柏市の地理・人口」
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