みなさま、こんにちは!
R+house古河の梅原です。
先日、茨城県笠間市にある「茨城県陶芸美術館」に行ってまいりました。
今回の企画展は「北澤美術館名品展エミール・ガレとドーム」でした。

この企画展は、
アール・ヌーヴォーの巨匠といわれたガラス工芸家、
エミール・ガレとドーム兄弟のガラス作品を紹介しています。
約100点にわたる名品が展示されていました。
ガレの作品は美しく華やかで、
彩りも鮮やかでとっても感動しました!
「アール・ヌーヴォー」という言葉はインテリアや装飾、
美術の世界でよく耳にするかと思います。
アール・ヌーヴォー様式は優雅な曲線デザインです。
その装飾は
「迎賓館赤坂離宮」「東京駅丸の内駅舎」
などで見ることができます。
フランス語で「新しい芸術」という意味のアール・ヌーヴォー。
19世紀末から20世紀初頭にかけて、
ヨーロッパ各国に広がった国際的な美術運動です。
産業革命によって、機械で大量生産された粗悪な製品が出回ったことから、
職人の手仕事を見直そうとイギリスでおこった
「アーツ・アンド・クラフツ運動」という
デザイン運動からはじまったそうです。
芸術家や職人の感性や技術を尊重し、
良質な実用品を社会に送り出すことを目指したアール・ヌーヴォーは、
「絵画」や「建築」といった芸術をフラットに考えた、
家具や食器、建築、商業ポスターまでも含んだ総合芸術になったそうです。
ヨーロッパの伝統デザインにとらわれず、
当時パリ万博をきっかけに流行した
「ジャポニズム」などをいち早く作品に取り入れ、
当時の最先端デザインとして富裕層の人気を集めたそうです。
とっても優雅で楽しい時間でした!
美術館の帰りには、
おいしいお豆腐屋さんの豆腐喫茶「佐白山のとうふ屋」で
「豆腐ドーナッツ」をお土産に購入し、
近くにある、稲荷神社により、お参りをし、
神社の前にある「二ツ木」という、いなりずし屋さんで、
またまた「くるみ稲荷ずし」をお土産に購入しました。
少し小ぶりなおいなりさんで、お菓子のように軽く、
何個でも食べられてしまいます。
コロナでなかなか旅行に行けない状況の中での、
日帰り小旅行気分を味わいました!